ペットロス

ペットは、通常、飼い主さんより長生きすることはありません。

犬の場合は、平均は、10年ぐらいから15年です。
ペットが亡くなることにより、人は強い衝撃を受けて、何もやる気が起こらなくなり、うつ病状態になる方もいます。

私自身も長年共に生活してきた子が無くなった時は、1週間以上も泣きあかしました。
家に帰ってきても、泣きながら台所で食事の用意をしていたことを思い出します。

ペットロスとは、言葉の通りペットを失うことです。
ペットとのかかわり方により、死の受け止め方は当然違いますが、ほとんどの方は、深い悲しみに苦しみます。

“死”を、最初は受け止めることができません。
これは、亡くなった子に対する最後の愛情です。
次は、この子に対する愛情が不足していたのではないかと、色々と考えます。
病院へ行くのが遅かったのではないかとか、気づくのが遅かったのでは・・・・・後悔です。

そして、今度は“死”を受け止める感情ですが、この時期がもっとも辛く厳しい時期です。
いつまでも愛するペットと、不変に生活は出来ないという現実です。
この現実を受け止めることにより、この子と共に生きてきた時間の大切さや楽しさを確認することができます。

悲しみがすぐに癒されるわけではありませんが、徐々になじんできます。
この子への感謝の気持ちが、湧きだしてきますね。
心の奥にそっとしまっておき、時折楽しかった時間を懐かしむことが出来るようになります。
そうなれば、また新たな生活が始まります。
そしてまた、新しいパートナーを探すことも出来るようになりますね。

 

多頭飼いの場合は、ご飯を食べなくなったり、元気がなくなったりします。
確実に認識しています。

仲間のいない空間をどのように埋めてあげればいいのでしょうか?
人の温かい愛情が、もちろん必要です。

最近では、多頭飼いをしている方も多いので、今後の課題のような気がします。